昨夜は地元のビジネスホテルに宿泊。GO TO トラベルキャンペーンで千数百円に値引きされて安く泊まることができた。
そのビジネスホテルはワンドリンクサービスというのをやっていて、宿泊客はビールを含めてワンドリンクを飲むことができるのだ。
私は迷わずキンキンに冷えた美味しい生ビールをいただいた。
やはり、生ビールは美味い。
そして、テンションを上げて行きつけのお店に夕食を食べに行った。
そこではカールズバーグの馬鹿みたいに美味しい生ビール1杯とさっぱりした絶妙な味わいのスペインの赤ワイン、レモンサワーを食事と一緒に平らげた。
そこのマスターと私は仲良くなったのでいろいろな話をする。
なんだかんだ言って前回行ったのは3ヶ月前だった。
コロナで緊急事態宣言が出されそれがようやく明けたタイミングで行ったのだった。
それからも客足は遠のいたままだという。本当に飲食店は大変な状況だなあと頭が下がる。
酒に弱い私はビール2杯、ワイン1杯、レモンサワー1杯でべろべろに酔っ払い、腹いっぱいになって宿に戻ってきておとなしく眠りについた。
そして、今日はなんとタイ古式マッサージに行ってきたのである。
まだ行ったことがなかったお店でいつか行きたいなあと気になっていたのでタイ古式60分(4500円)をやってきたのだ。
これがまた大大正解でめちゃくちゃ上手だった。
私はこのお店で働いてる人はタイ人だけかと思ったらなんとオーナーがタイ人でその他ブラジル人、中国人の従業員を抱えてやってるそうなのである。
私を担当してくれた女性はブラジル人だった。
最初顔を見た時にあれ?と思ったのだ。
確かに日本人の顔ではないし、しゃべり方もたどたどしい感じだったので日本人でないのはわかったのだがタイ人の感じでもなく欧米人という感じでもない。
いったいどこの国の人なんだ?と思ったのだが、マッサージを受けていろいろとお話を聞いていくうちにブラジル人だということがわかった。
中学生くらいのころにブラジルから日本に来たということでブラジルはあんまり長くないそうである。
こういう人もいるもんなんだなあと感動した。
そして、このブラジル人女性のマッサージがべらぼうに気持ち良かったのである。
めちゃくちゃ上手なタイ古式マッサージを久しぶりに受けた。
明らかに日本人の力の入れ方ではない。しっかりとポイントを押さえて気持ち良くほぐしていってくれる。
言葉にならない快感だった。
私は嘘をつくのが嫌いだし、好きなものは好き、嫌いなものは嫌い、良いものは良い、ダメなものはダメとはっきり言うタイプだが、今回のマッサージは最高に良かった。
日本人のする腑抜けなクソマッサージとはとんでもない差である。
そして、また面白かったのがそのブラジル人女性の話である。
彼女は去年(コロナ前)タイのチェンマイに行ってタイ古式マッサージを勉強してきたそうである。
へーー、いいなあ。俺も久しぶりにチェンマイに行きたいなあと思ったが今はコロナで行けなかった。
コロナの馬鹿ヤローーー!!!!!!!!!!!!
である。その人もチェンマイは大好きだと言っていた。いいところだよなあチェンマイは。くそコロナがなければ今年あたりに行きたかったのに。悔しい。
さて、まあタイマッサージをしているんだからタイに行くのはよくわかるのだが面白かったのはその人が今年の2月か3月ごろにインドに行ってそこでロックダウンに遭遇し出国できなくなって約4ヶ月間インドでロックダウン生活をして6月ごろに帰ってきたという話である。
しかもヨガを勉強しに行ったのだそうだ。
私はインドでヨガと聞くとすぐにリシケシというインド北部のヨガで有名な街を思いつくのでリシケシか?と聞いたら南インドに行ってたそうなのだ。
私の知らない街だが南インドのケララ州の海に近い街ということだった。
そして、そこでヨガを学んでいる最中にインドがコロナでロックダウンされそのまま数ヵ月泊まっている宿で過ごしたのだそうだ。
この経験は凄くないか?なかなかできない経験だと思う。そして、その話をいろいろ掘り下げてみたらいろいろと面白い話を聞けた。
詳細は省くがとにかくバスも電車も公共交通機関はすべて止まったのでどこにも行けず、現地に出稼ぎに来てるインド人やネパール人は足がなくて地元に帰れず仕方なく働いてるレストランなどのテーブルなどで寝て配給の弁当で過ごしてて可哀そうだったとのことだ。
そりゃそうだろうなあ、悲惨だっただろうなあと痛感する。
この快適な日本でロックダウンというかステイホームになるだけでも凄く大変なのにインドなんかでロックダウンになったらそれそれは悲惨だろうと思う。
しかも、近くの海は閉鎖されていて泳ぐこともできなかったそうだ。
泳いでいるのを見つかると棒で叩かれるそうだ。確かにニュースでインド警察が現地人を棒で叩いてしばいている光景を目にしたがあれは実際にやられていたらしい。
日本じゃ考えられない話だ。
そしてインドのロックダウンが緩和され無事に帰国してPCR検査を受けて陰性になり、自宅待機2週間をしながらようやく仕事に戻れているそうだ。
現地ではすごく安く生活していたそうで1日全部で1200円くらいしか使わなかったそうだ。
月に4~5万円しか使わないから日本で仕事が全くない状態で普通に生活するよりも安く過ごせたということである。
確かに日本なら賃貸物件に住めば家賃だけで毎月4~5万円はかかる。
インドで切り詰めればそのくらいで1ヶ月生活できるらしい。
とにかく話も面白いし、マッサージが抜群に良かったので帰りにチップとして500円を渡して帰ってきた。
これからも定期的に通おうと思う。どうせ人間の人生なんてあっという間だしすぐに死ぬ時期はくる。
やりたいことをできるだけやって楽しく生活しなければ意味がないと思う。
私を喜ばせて~~💛
私を気持ちよくして~~♡
という気持ちで時々タイマッサージでも受けないとやってらんないよ。