今日は職場の昼休み中に何となーくヒルナンデスを見ていたら10月1日〜ヒルナンデスのテーマソングが「欲張りランチタイム」という曲になり、のぞまぬさん(歌と作詞)とBASSICKさん(作曲)がSNSで知り合い曲を作ったとのことで写真や動画が出ていて驚いた。
私は9年前に仕事を辞めて次の職場で働くまでの1ヶ月間、タイ、カンボジア、ラオス、インド、バングラデシュを旅したのだが、バンコクにいる時にちょうどBASSICKさんが世界一周ストリートライブの旅というのをしていてお会いしたのだ。
BASSICKさんは名前の通りベーシストであり、男性のサックスプレイヤーと女性のヴァイオリニストの方と3人で路上演奏をしながらお金を稼ぎ旅をしていた。
彼らはまだ若くて当時21歳くらいであった。
私が会ったのはバンコクのカオサンロードにあるGREEN HOUSEというゲストハウスでそこの前を通りかかった時に日本人の若者達がめちゃくちゃ上手なジャズの演奏をしていて私は足を止めて聞き惚れてしまった。
演奏が終わった時に声をかけ、色々話しを聞いたら彼らは演奏する報酬としてそのホテルに無料で泊めさせてもらっているとのことであった。
BASSSICKさんもベースがめちゃくちゃ上手くてアドリブ演奏も自由自在という感じだった。
あれから9年が経ち彼はもう30歳くらいになると思うが立派なプロミュージシャンとして活躍しているのは凄いと思う。
私が当時バンコクで彼らの演奏を生で聞いたり会って話した時の感動は今でも忘れられない。
とにかくオーラが凄かった。
才能溢れる若者達の正のオーラだった。
全然肩の力が入ってなくて素直で魅力があって人格も良くて才能があってあまりにも自分と違う人種だとしみじみ思ったのだ。
人間ってこんなに違うんだ!って思って彼らが凄く羨ましかった。
才能がない人間がどんなに頑張ってもああは絶対になれないって一瞬でわかる凄いオーラだった。
才能はどんな努力にも勝るんだなあと。
未だにあれ以上の衝撃的な出会いは経験していない。
とにかく3人とも凄い才能を持っていて人柄も素直で肩肘張ってなくて好感がもてた。
実力のあるプロのアーティストって凄いですよ。これ生で会って話してみないと体感できないけど。
あの当時のカオサンロードは活気に満ち溢れていて最高だった。
その後、ラオスで彼らに再開しその後彼らがベトナムに行くと言ってたので、ベトナムよりカンボジアがオススメだよと私が言ったらベトナムをやめてカンボジアに行って楽しかったって感謝してくれたりした。
当時自分はベトナムよりカンボジアがずっと好きだったんで。
今はベトナム派ですが。
いい時代だったなあ。
私が30歳前後の頃は会社を適当に辞めて好き勝手に世界を放浪してみたいなことを繰り返してたんで。
もう今はそんなパワーない。
若いっていいわ。