人生とは旅である

日々の体験を通して考えることを大切にしていきます。

ソン・フンミンとBTS

今や日本日本🇯🇵は韓国🇰🇷にあらゆる意味でぼろ負けである。

例えばサッカー選手で言えば韓国にはイングランド🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿のプレミアリーグにある強豪チームであるトッテナム・ホットスパーズに所属するソン・フンミンという選手がいる。

彼は間違いなく名実共にダントツで歴代のアジア最高のサッカー選手だ。

彼の大活躍ぶりは凄まじい。
ちなみに2002年の日韓ワールドカップで活躍した戸田和幸も少しだけトッテナムに所属していたが出場試合数はわずか4試合である。

日本ではまあ候補は色々あれど恐らく私が愛し、尊敬する中田英寿が日本最高のサッカー選手だと思うが、はっきり言って実力的にも実績的にもソン・フンミンにはずっと劣る。

ソン・フンミンが登場する前の韓国サッカー界のスーパースターと言えばかの香川真司が所属していた私の大好きなマンチェスター・ユナイテッドで活躍したパク・チソンがいたが彼ですらソン・フンミンには到底敵わない。

中田英寿パク・チソンよりも実力的には劣るであろうからやはりソン・フンミンは凄い。

ただ中田英寿パク・チソンソン・フンミンと違うのは中田がどちらかと言えば守備的な選手であるのに対し、ソン・フンミンパク・チソンも攻撃的な選手であるということ。

中田が凄かったのはもともと攻撃的な選手でありながら守備にも非常に貢献していたことである。

彼は非常にバランスが良い選手だった。だからこそ私は中田英寿が大好きで尊敬しているのである。彼こそthe 日本人じゃないかと思う。韓国は色々な意味でもっとずっと尖っているが日本は色々な意味で丸い。

さて、BTSの話しに移ろう。

今やBTSは世界的な大スターだ。
you tuberの日系アメリカ人でロサンゼルス在住の井上ジョーさんが言っていたがアメリカでのBTS人気は凄まじく、アメリカ人の誰もが知っているそうだ。

一方で日本人として名が通っているのは野球のイチローくらいで、ミュージシャンなら宇多田ヒカルは知ってる人は知ってるくらいだそうな。

ましてやJ POPのアーティストなどアメリカでは一部のコアなファン以外ほとんど知られていないらしい。

日本で有名なミスチルGLAYもヒゲダンもゲスの極み乙女アメリカでは全くの無名である。

BTSはあまり詳しくないが時々ダイナマイトという曲をyou tubeのmvで聴いている。

やはり素晴らしいな、凄い才能だなあと思う。
とにかく曲が洒落ているし、ダンスがいけてるし、みんなスタイルが良くてかっこいい。

英語で歌っているのもいい。
BTSの曲はアメリカの黒人がやっていたお洒落なリズム&ブルース(R&B)とヒップホップを掛け合わせてモダン化し、かっこいいダンスを添えた上で白いアジア人がイキにやっているところである。

このイキさが新鮮なのだ。これは今までなかったジャンルである。ウケるのは当たり前だ。同じことを黒人がやっても何も新鮮味がない。

そういう意味で韓国人のマーケット開発力は凄い。
今や日本はあらゆる点で韓国にボロ負けである。

一部の古い保守的なお馬鹿な日本人は韓国をライバルと考えていたり、一段下に見ているが今や世界的に見れば韓国が圧勝であり、日本など眼中にもないくらいである。

BTSも以前は日本向けに防弾少年団という名前でやっていたが世界的に有名になってきたらこの名前を使うのをやめ、BTSという名前に一本化した。

日本など眼中にもないということである。
そのくらい世界的に見ればマーケットの面で差が開いているのだ。

フィリピンなんかでも韓国人男性がモテるというのは既知の事実である。これは間違いなくKPOP人気の影響である。

私は海外1人旅を始めた17年前くらいからなんと日本人はドメスティックな国民なんだろう?とずっと思っていた。

とにかく日本人は日本が好きで海外にあまり出たがらないし、日本が変な意味で好きなのだ。これに違和感を感じていた。

一方で旅先ではよく韓国人を目にしていたし韓国人街や韓国料理店を目にしていたから韓国人はインターナショナルだなあと思っていた。

この差異が今の日本と韓国が国際社会において圧倒的に差が開いた1つの要因だろうと思う。

韓国の人口は約5000万人、日本は1億2500万人。単純に人口規模で7500万人も人口が多いのだし同じような文化圏なのだから海外に日本人がもっと進出していておかしくないのだが、未だに日本人の多くは日本でこじんまりと生きることを好む。

今や日本が韓国に明らかにボロ勝ちしているのはアニメとノーベル賞くらいしかない。

日本のアニメは世界的に人気で有名だが、いわゆる音楽やスポーツと違ってニッチな地味な分野である。

アニメはどう考えても世界の主要な産業ではない。地味な人達が集う文化である。

かつて世界を席巻した電化製品もだいぶ中国や韓国にシェアを取られたし、自動車産業も世界的にはトヨタが国内的にはホンダが善戦しているくらいだ。

ニッサンは凋落したし、スズキやマツダダイハツなどもまあまあと言ったところ。

世界的に見れば日本は今や地味で目立たないアニメオタクの国と化している。

チームとしての力が要求された時代から個の力が要求される時代に変化し、日本の集団主義的な気質やチームワークや和の精神はあまり効果を発揮できなくなったのだろう。

というわけで韓国には対外的にボロ負け。
ただ日本は韓国のように尖っておらず和を重視した緩さを持った国だから気楽に生きられるというメリットもある。

もっと緩くなれー、japan ‼️と勝手に思っている今日この頃です。