小林麻耶が市川海老蔵の過去の愚行を何本にも渡ってyou tubeで暴露していく動画を見ていて思ったのは人間って本来的に汚い生き物なんだなあということ。
海老蔵自体はまあもともと女癖が悪いし、ギャンブルしたり金遣いが荒くて私生活がクズなのは周知の事実なんでたいして驚かない。
それよりも動画で市川海老蔵の酷さを凶弾していく小林麻耶の半狂乱ぶりというか狂気的な話し方こそが、人間存在の汚さを如実に表していて大変参考になったというか勉強になった。
まさに
あなたが私の身体を奪ったのー
あなたが私の人生をめちゃくちゃにしたのー
あなたが私のお金を奪った犯人なのー
あなたが私の姉を不幸にしたのー
あなたが私の人生を地獄に突き落としたのー
とでも言わんばかりの一方的な話し方はド迫力である。
あれが人間なんだなあ。
あれこそが人間存在が奥に秘めたる狂気やら猟奇なんだなあと痛感した次第である。
確かに海老蔵はひどいことをしてきたのかもしれない。
でも、役者とか俳優なんてものはその高い演技力だけが重要であって他の部分がどんなに劣っていても仕方ないと言うか
やむを得ないのではないか?
絵に描いたような理想的で真面目な好青年が歌舞伎役者として狂気的など迫力の素晴らしい演技などできるはずがない気がする。
歌舞伎役者たるもの私生活はクズでいいのである。
演技さえ良ければ。
人間なんてたった一つでも良いところがあればもうそれで十分なのだ。
人間とはそんなに崇高でも完璧な存在でもない。
むしろ人間は本来的に醜くて汚くてわがままで自己中で面倒くさい生き物なのだ。
人間なんてそんなもんなんだからたった一つでもいいところがあるならそれで良しとしよう。
私もクズ中のクズ人間だが、たった一つ良いところがあってそれは真面目なところである。
これは自他共に認める私の最大の長所であってこれがなければ私の人格はそもそも成り立たないくらい本質的なのである。