人生とは旅である

日々の体験を通して考えることを大切にしていきます。

永平寺門前山口荘ユースホステルで盛大にオナニー

ただ今僧侶であり作家の南直哉さんの「前向きに生きる」ことに疲れたら読む本を読んでいる。

これは非常にいい本だ。

南直哉さんは永平寺で20年修行されたそうで本の中に永平寺でのエピソードが出てくる。

そこで私がちょうど20年くらい前大学3年生の夏休みに1人旅で永平寺に行き、そのすぐ近くにあった今はなき永平寺門前山口荘ユースホステルに泊まったことを思い出した。

今や日本国内のユースホステルは激減し、化石のような存在になっているが当時はまだ全国各地にユースホステルがあった。

今やオシャレなゲストハウスやホステルやカプセルホテルが全国各地にあるが当時はそんなものは都会の一部にしかなく、安宿に泊まりたければユースホステル一択だった。

永平寺門前山口荘ユースホステルに泊まって驚いたのはまず建物にだいぶ年季が入ってること。

そしてたった1人の宿泊なのに30畳くらいあろうかと思われるとんでもなくだだっ広い畳部屋をあてがわれたことだ。

だだっ広い畳部屋のど真ん中に布団をひいて寝た。

そして解放感のある場所で盛大にオナニーを実施した。まあやりにくかったなあ。

あんまり部屋が広いと周りが気になってオナニーもしづらいものだ。

今となっては良い思い出である。

当時はまだ海外にはまる前でよく全国各地を高速バスや電車で1人旅した。

色々なユースホステルに泊まり思い出がたくさんできた。

2000年代前半というのは非常に活気があって面白い時代で歩きタバコ当たり前、ガラケー全盛、中田英寿がイタリアセリエAや日本代表で大活躍している時代だった。

少子化が進み90年代後半くらいから大学への入学は非常に楽になった。

しかし一方で2000年代前半の就職難というのは今とは比べ物にならない厳しさだった。

当時は今のようにyou tubeなどもなくネットの発達がまだまだで今よりずっと多様な生き方がしづらい時代だった。

だから就職活動はずっときつかったし、結局正社員としての就職がなくて卒業後フリーターになる大学生が非常に多かった。

そんな時代だったけど今思うとマスクなんかしなくても良かったし、病んでないというか今よりずっとまともな時代だったと思う。

20年前と比べて今の方がはるかにテクノロジーが進化して便利になったけどその分社会の闇が深まったと思う。

当時の最大の社会問題は若者の引きこもりだったから。

今やコロナ禍の影響で引きこもりなど問題にもならないくらいである。

時代は変わったもんだ。

ってなわけで永平寺門前山口荘ユースホステルのだだっ広い畳部屋に泊まった20年前に大学3年生だったこの私が盛大にオナニーした話でした。