世の中には旅人と呼ばれる人種とただ単に旅行が好きな人がいるが私は全然違うと思っている。
言うなればこの両者の差は経営者と労働者と同じくらい違う。
旅人は1人で全てを計画し、実行に移す。
旅で起きたことの全ての責任を自分が負う。
最大限の自由を得る代わりに責任や孤独を引き受ける。
一方でただの旅行好きはパッケージツアーなどを利用し、誰かにアレンジしてもらった安全で快適な旅を有限責任で楽しむ。
不自由な代わりに安心していられる。
私は旅人だ。
海外一人旅を何度も繰り返し、直感を磨いてきた。
海外での孤独や体調の変化や緊急事態にも対応してきた。
こうした経験は社会生活においても役に立っている。
仕事におけるスケジュール管理や危機管理能力、先を読んで動く力、怪しい人を避ける力などである。
旅人の旅は楽しいがキツイ。
ただの旅行好きの旅行はつまらないが楽だ。
どちらをとるかである。