you tubeにkeving's English roomというチャンネルがあるのだけど、そのなかに『日本人が言ってしまいがちな失礼な英語』という動画があって大変勉強になった。
例えば
why did you come to this country?
直訳するとあなたはなぜ我が国に来ましたか?
という意味で日本語で聞くだけなら何の違和感もないし、問題もなさそうだ。
しかし、アメリカ人から聞くと失礼に聞こえるらしい。
あなたは我が国にいったい何の用があるの?的なニュアンスで聞こえるらしい。
正しい聞き方は
what brought you to this country?
これだ。
そしてsit down, please
これも座れ!って言われてるようで大変に失礼な言い方らしい。
please, sit down
という形でpleaseを前におけばまだマシ。
もっとマイルドな言い方は
have a seat ,please
stand up, pleaseも同じく直接的で失礼な言い方。
please standかplease be on your featなどがマイルドな言い方だそうだ。
それとthat's fine
これも失礼な言い方。
fineは相手を褒める言い方ではなくどちらかというと否定的なニュアンスらしい。
まあそんくらいでいいんじゃねえ?的なニュアンスらしい。
だから言い換えるなら
that's great
that's awesome
など、上品な言い方なら
that's excellentなどと言うのがokらしい。
I'm fineもあまりいい印象を与えないらしいので使わない方がベター。
どちらかというと俺は大丈夫だからほっといて的なニュアンスになるそう。
how are you doing ?
などと聞かれた場合、
I'm doing great
I'm good
などと言う方が無難。
and you?という聞き方もネイティブはしないらしい。
聞き返す際はand you?ではなくてhow about you?などと聞くのが正しい。
同じくthat's enoughも失礼。
たとえば店員さんがコーヒーのお代わりはどうですか?
などと聞いてきた。
自分はもういらないから断ろうというときにthat's enoughと言った場合、相手にはいらないからどっか行け的なきついニュアンスに聞こえるらしい。
正しい言い方は
I think I'm ok とかI think I'm goodなど。語尾にthank youなどをつけるとより丁寧。
それとyou'd better drink a waterなどの言い方。
これは日本の教科書的には相手に水を飲んだらいいですよとおススメする感じの訳になっているが実際には全然違う。
お前、水飲んでるんだろうな?飲んでないなんて有り得ないからな的なニュアンスに聞こえるらしい。
正しい言い方は
you should better drink a watter
これはずっとマイルドな感じで相手に何かを勧められるニュアンスだそうだ。
確かyou should betterはyou'd better に比べてきつめなニュアンスと習ったのだが実際には真逆のニュアンスに聞こえるので要注意。
トラブルを避けたいなら相手に対してyou'd better を使わないこと。
使うならyou shouldかyou need to などを使えば🆗
例えばアメリカのカフェやレストランなどに言った時に凄く丁寧な感じで聞いてくる。
could you need〜?
would you need〜?
may I 〜?
など。
あんまりdo you need〜?
などと聞かれない。
これと言うのはアメリカのカルチャー的な部分でまわりくどく表現した方が親切丁寧であるとの認識が一般的になっているからだ。
問題は日本の学校ではそこまで込み入ったニュアンスや表現について教えないところ。
受験英語なら直訳で合っていれば○になってしまう。
これはあんまり良くない。
結局カルチャーに馴染まない言葉を話してもあまり良く思われないから。
いわゆる世間語ができた上でそういうどストレートな言い方を使っていけば良いわけで、世間語を知らない状態で失礼なストレートな表現ばかりするのは良くない。